2018年4月29日(日)

欧州鉄路、ボッチへの洗礼

朝になり、朝食サービスが始まる。しかし、呑みすぎて余り食欲がない。

粽に点心

CX383便はスイス時刻07時01分にチューリッヒ空港へ着陸した。

チューリッヒ空港着

出国審査では珍しく愛想のよい女性係官にあたり、幸先の良いスタートでスイスへと入国。今日はこのまま、チューリッヒ中央駅からヴェネツィア・サンタ・ルチア駅へと向かうため、空港駅からスイス連邦鉄道に乗り中央駅を目指す。

スイス連邦鉄道、チューリッヒ中央駅まで6.8スイスフラン

フランス訪問の際に電車内は治安が悪いものだと感じる場面が有ったが、ここは金融支配国家スイス・チューリッヒの鉄道。何のトラブルもなくチューリッヒ中央駅へ到着。チューリッヒの地へ降り立ち、最初に感じたことは日本より煙草のマナー悪いなという事だったが(閑話休題)。
駅では発車時刻まで少し時間が有ったため、駅構内を散策。

そうこうしているうちに、 チューリッヒ中央駅発ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅着のユーロシティ15がプラットフォームへと滑りこんでくる。乗車すると、四人がけの席に一人座ることに。勿論、相席になったのは三人グループ。これは、辛い辛すぎる。しかも、昨日呑みすぎたために体調は悪い。

09時09分、列車は定刻通り出発。余りにも具合が悪いので、600円近くするミネラルウォーターを呑んだ後は、席でぐったり。うとうとしながらも列車は進み、イタリア国境付近へ差しかかる頃にようやく少し体調が良くなってくる。

スイス国境を抜け、イタリアへと入国すると車掌・乗務員が交代して切符の再検査などが行われる。 シェンゲン協定が結ばれてるとはいえ、国境を超えるという儀式は多少残っているのだなと感心した。

ミラノへ到着すると、大部分の乗客は降車し簡易的な車内清掃が行われる。意外とヴェネツィアまで乗り通す乗客は少ない。

ミラノ駅プラットフォーム

ミラノから車内にスリなどが乗り込むという事もなく、坦々と列車は進む。道中、一番気になったのは平地なのに通信回線が良く切れること。ネット中毒者は対策をする必要があるだろう。

途中駅、流石に駅の有る所は電波が通じる

6時間以上の時間をかけ、 ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅へ定刻15時40分に到着。プラットフォームの隣には鉄道界のフェラーリ、イタロが停車していた。

イタロも乗りたい

足早に駅の外へと抜けると、そこには大運河とサン・シメオン・ピッコロが眼前に広がる。ついに、ここまでやって来た。ここがARIAの舞台となった地かと感慨に打ち震える。その感動を胸に、まずはホテルへと向かう。
これから三泊を過ごすホテルは駅近くにの運河沿いに建つ「Ca ‘Nigra Lagoon Resort」。聞くところによると、貴族の邸宅を改装した由緒あるホテル。アニメ版ARIAでは姫屋支店のモデルとなった建物である。

大運河とサン・シメオン・ピッコロ

チェックインを済ませると、お腹もすいたので早速食事へと向かう。入ったのは歩き方にも掲載されている「ALL’ ANFORA」。店名と同じピザとビールを注文。ピザが大きく、食べきれるかと不安になったが何とか完食。

その後は疲れも有るため近所を少し散策した後ホテルへと戻り、すぐに就寝。
明日は何をしようか、そんな思いを胸にヴェネツィアの夜は更けて行った。